名前を呼ばれると、はっきりとこちらを振り向くようになる——そんな小さな変化に気づいたことはありませんか。2月頃になると、自分の名前と自分自身が結びつき始める、興味深い発達段階を迎えます。
この記事は、現役保育士(保育士歴6年)の「あやせん」が執筆しています。詳しいプロフィールは運営者情報をご覧ください。
◎養護
- 保育者に温かく見守られながら、健康に過ごす。
- 衣服の調節や手洗いを通して、快適さを感じる。
- 疲れたときは安心して休めるようにする。
- 保育者に甘えることで、情緒の安定を図る。
- 生活リズムを整え、安定した日課の中で過ごす。
- 食事・睡眠・排泄などの生活習慣に心地よさを感じる。
- 身体の冷えに注意しながら、無理なく戸外活動を楽しむ。
- 不安な気持ちを保育者に受け止めてもらい、安心する。
- 自分の思いを泣き声や表情で表現し、受け入れてもらう。
- 保育者と一緒に手洗いやうがいに親しみをもつ。
保育者の配慮
1年で最も冷え込む2月は、室内外の気温差が体に負担をかけやすい時期です。戸外に出る前後で衣服を細かく調整し、体を冷やしすぎないよう配慮しながらも、外気に触れる心地よさは奪わないようにしたいところです。
◎教育
- 節分など季節行事にふれ、楽しい雰囲気を味わう。
- 簡単な言葉をまねして発声を楽しむ。
- 音の出る玩具を操作し、興味を深める。
- 他児の様子に興味を持ち、近づいたり触れ合おうとする。
- 保育者とのやりとり遊びを楽しみ、笑顔を交わす。
- 体を使った遊び(はいはい、歩行)を喜ぶ。
- 絵本を見ながら指差しや声出しを楽しむ。
- 玩具を握ったり、たたいたりして手指の動きを広げる。
- 身近な音に耳を傾け、反応を示す。
- 保育者の呼びかけに応じて、振り向いたり動きを止めたりする。
保育者の配慮
名前を呼んで振り向く姿が見られたら、大いに喜びを伝えてあげましょう。この時期の小さな反応の積み重ねが、自己認識という大きな発達の土台になっています。一人ひとりの反応の違いも、丁寧に記録しておきたいポイントです。
まとめ
2月は寒さが厳しい一方で、自分という存在への気づきが静かに育っていく時期でもあります。防寒対策と合わせて、そうした心の発達にも目を向けた週案づくりを意識してみてください。



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