チーム保育とは?新人保育士の悩みを解決する連携の工夫と実践例

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「チームで保育をする」──よく聞く言葉だけど、正直、新人の頃はよくわかりませんでした。
保育は子どもと自分、1対1の関係の中で向き合うものだと思っていたんです。
でも、現場で経験を重ねていくうちに気づきました。

「信頼できる大人たちが一緒に子どもを支えている」ことこそが、チーム保育の本質なんだと。

今回は、私が実際に保育現場で経験した「チーム保育」のエピソードをもとに、
保育士目線・保護者目線の両方から、チーム連携の大切さについてお話しします。


【失敗談】新人の頃に一人で悩んでしまった理由

私が初めて担任を持ったのは0歳児クラス。
「自分のクラスの子どもたちは、自分がちゃんと見なきゃ」と力が入っていました。

でもある日、Aくんが友だちに手を出し、その対応に追われていたら、別の場所でBちゃんが泣いていました。
「どうして気づけなかったんだろう」
その日、私はすっかり落ち込んでしまいました。

そのとき、先輩がそっと声をかけてくれました。

「気づけなかったんじゃなくて、気づけない状況だったんだよ。だから私たちがいるの」

その言葉に、肩の力がふっと抜けました。

私の新人の時に組んでくれていた先輩保育士は本当に神でした!私もそんな先輩になりたいな〜と思いながら日々修行中!


現場で実践!保育士同士が連携をスムーズにする「声かけ」のコツ

私の園では、保育中のちょっとした声かけを大事にしています。

「そっちどう?トイレ行けた?」
「〇〇くん、今日は落ち着いてる?」
「こっちは手が足りそう?」

こんなふうに、保育の合間に保育者同士が声をかけ合うんです。

この習慣があることで、困っているときに「助けて」と言いやすくなるし、
誰かが気づけば、全体がスムーズに回るようになります。

チームで保育することは、目の前の子どもだけでなく、「現場全体」を一緒に見ることだと実感しています。


保護者の安心感につながるチーム保育と情報共有

ある保護者の方に、面談でこんなふうに言われたことがあります。

「先生たち、連携が取れてるって感じるんです。誰に相談しても同じ温度感で返してくれるので安心します。」

私は内心、とても嬉しかったです。

というのも、園では引き継ぎノートや日々の口頭報告を丁寧に行い、
保護者対応の方針をチームで共有することを大事にしているからです。

たとえば、Cちゃんのトイレトレーニングで保護者が悩んでいたとき。
担任の私だけでなく、フリーの先生や他クラスの職員も「今日、Cちゃんこんなふうに頑張ってましたよ」と声をかけてくれていたそうです。

その積み重ねが、保護者の安心につながっていたのだと気づきました。

私の園はクラスはずっと持ち上がりというわけではないので、日頃から全園児の情報を少しでも入れたり様子をよく見るようにしています。保護者の方に帰りにあった時「〇〇くん△△できるようになったんですね〜!」と伝えると「そうなんですよー!」と嬉しそうに会話してくれます。担任ではなくても信頼関係ができる瞬間だと思います。


フォロー体制があるからこそ生まれる「子どもの安心感」

ある日、少しこだわりが強くて関わりに時間がかかるDくんに、
私が付き添っていたときのこと。

その間にEちゃんが「先生、こっち来て!」と呼びにきましたが、私は手が離せませんでした。
すると近くにいた他の先生が「Eちゃん、今Dくんと約束してるからね、待ってくれてありがとう」と対応してくれたのです。

私がその場を動けなくても、誰かがフォローしてくれる。
それが子どもたちの「安心」にもつながっているのだと実感しました。

ひとりで完璧を目指すより、「一緒に保育する」という信頼のほうが、ずっと大事。


明日からできる!チーム保育の連携を高める3つの具体策

「具体的にどう動けばいいかわからない」という時は、まず以下の3つを意識してみてください。

  1. 小さな報告・共有を「その場」で行う
    「〇〇ちゃん、今日少し熱っぽいです」「〇〇くん、トイレ成功しました」など、気づいた瞬間に一言共有する習慣をつけます。
  2. 助けを求める言葉を具体的にする
    「手伝ってください」ではなく「〇〇ちゃんの着替えをお願いできますか?」と具体的に頼むことで、周りも動きやすくなります。
  3. クラスを超えて全園児の顔と名前、様子を把握する
    自分の担当クラスだけでなく、フリーの時や合同保育の時に他クラスの子ども・保護者と会話をしておくことで、園全体のチーム力が高まります。

■ おわりに:チームでいるから、私も育ててもらえた

「自分がしっかりしなきゃ」と思っていた新人時代。
でも今は、**「頼ることも、保育の力」**だと感じています。

チームで保育をするということは、
子どもだけでなく、自分自身も守ってもらいながら育ててもらっているということ。

そんな環境に支えられて、私は今も保育士を続けられています!


※この記事は現役保育士の実体験をもとに構成しています。

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