【10月】1歳児の個人案文例|低月齢・高月齢別ねらいと配慮(応用しやすい書き方例)

書類

運動会で見た「よーいどん」のかけ声を、砂場でも真似して叫ぶ1歳児たち。10月は過ごしやすい気候の中、まねっこ遊びを通して表現の幅がぐんと広がる季節です。本記事では、10月ならではの視点を盛り込んだ個人案文例をご紹介します。自園の書式に合わせてご活用ください。

この記事は、現役保育士(保育士歴6年)の「あやせん」が執筆しています。詳しいプロフィールは運営者情報をご覧ください。

◎低月齢(1歳7か月〜2歳0か月)

ねらい

  • 簡単な2語文を使い、自分の思いを伝えようとする。
  • 大人や友だちのまねをしながら、遊びや生活の動作を楽しむ。
  • 手先を使った操作(ひねる・引っ張る・押す)に興味を持つ。
  • 体を動かす遊び(走る・跳ねるなど)を意欲的に楽しむ。
  • 食事や排泄などの生活習慣を自分でやろうとする気持ちが芽生える。
  • 過ごしやすい気候の中、戸外で体を動かす心地よさを感じる。

保育者の配慮

  • 子どもの発する言葉を受け止め、言葉を広げるような応答を心がける。
  • まねっこ遊びを一緒に楽しみながら、身近な動作や生活習慣を自然に伝える。
  • 手先を使った遊び道具を用意し、操作する楽しさを味わえるようにする。
  • 屋外遊びなどで体を十分に動かし、バランス感覚を養えるよう見守る。
  • 「自分でやりたい」気持ちを尊重し、失敗しても温かく励ます。
  • 朝夕の気温差に応じて衣服を調整し、快適に過ごせるよう配慮する。

◎高月齢(2歳1か月〜2歳6か月)

ねらい

  • 簡単な会話を通して、他者との関わりを楽しむ。
  • 想像遊び(ごっこ遊びなど)を楽しみながら、表現する力を育む。
  • 手指の巧緻性を使った遊びに集中して取り組む。
  • ルールのある遊びに興味を持ち、簡単なルールを理解し始める。
  • 生活習慣(手洗い・着替えなど)を自分で進めようとする。
  • どんぐりや落ち葉など、秋の自然物を使った遊びを楽しむ。

保育者の配慮

  • 会話を楽しむ中で、子どもの表現を受け止め、豊かなやり取りを意識する。
  • 想像力を広げるような素材や場面を提供し、自由な表現を促す。
  • 手先を使う遊び(ひも通し・パズルなど)を用意して、集中できる時間を作る。
  • ルールのある遊びも取り入れ、順番やルールをわかりやすく伝える。
  • 生活習慣は、できたことをほめ、自信につなげられるようサポートする。
  • 戸外遊びの際は誤飲に注意しながら、季節の自然物に触れる機会を作る。

現場からのひとこと

運動会が終わった数日後、まだ音楽もかかっていないのに、ある子が突然その場でくるっと回ってポーズを決めたことがありました。誰も指示していないのに、自分の中で振り付けを覚えていたようです。子どもの記憶力と表現したい気持ちには、いつも驚かされます。

まとめ
10月は過ごしやすい気候を活かして戸外遊びを充実させたい時期です。個人案には活動内容だけでなく、行事を通して芽生えた表現したい気持ちにも目を向けていきましょう。

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