【9月】1歳児の個人案文例|低月齢・高月齢別ねらいと配慮(応用可能な文例集)

書類

園庭から聞こえてくる運動会の練習音楽に、思わず体を揺らし始める1歳児たち。9月は残暑の中にも秋の気配が混ざり始め、言葉や体の使い方がぐんと伸びる季節でもあります。本記事では、9月ならではの視点を盛り込んだ個人案文例をご紹介します。自園の書式に合わせてご活用ください。

この記事は、現役保育士(保育士歴6年)の「あやせん」が執筆しています。詳しいプロフィールは運営者情報をご覧ください。

◎低月齢(1歳6か月〜1歳11か月)

ねらい

  • 簡単な言葉を使い、意思を表現することができるようになる。
  • 物を入れる、出す、並べるなどの遊びが好きになり、興味を示す。
  • 歩き回ることに自信を持ち、探索する範囲が広がる。
  • 手先を使った遊び(積み木やブロックなど)に興味を持ち、少しずつ上手に積み重ねられる。
  • 自分で食べることが進み、スプーンやフォークを使うことに挑戦する。
  • どんぐりや落ち葉など、秋の自然物に興味を示し、触れて楽しむ。

保育者の配慮

  • 言葉の発達をサポートするため、簡単な言葉やジェスチャーを使ってコミュニケーションを促す。
  • 入れ物やおもちゃを使った遊びを通じて、物の概念を学べるようにサポートする。
  • 歩行を安全にサポートし、広い空間で歩き回る楽しさを味わわせる。
  • 手先を使った遊びを通じて、指先の使い方を楽しさと共に学ばせる。
  • 食事の際にスプーンやフォークを使うことに興味を持たせ、上手に使えるようサポートする。
  • 気温差による体調変化に注意し、衣服や水分補給をこまめに調整する。

◎高月齢(2歳0か月〜2歳5か月)

ねらい

  • 簡単な会話ができるようになり、感情を言葉で表現することが増える。
  • 自分で着替える、身の回りのことを少しずつ自分でやりたがる。
  • 物の大きさや形に関心を持ち、分類や比較をして遊ぶ。
  • 他の子どもとの遊びを楽しみ、協力して遊ぶことができるようになる。
  • 食事の際、スプーンやフォークを使いながら、きれいに食べることを楽しむ。
  • 運動会など秋の行事に興味を持ち、期待感を持って過ごす。

保育者の配慮

  • 言葉の発達を促進するために、感情を表現する言葉を積極的に使ってコミュニケーションを深める。
  • 自己管理を育むために、着替えや身の回りのことを自分でやることをサポートする。
  • 物の分類や比較に興味を持たせるため、色や形の遊びを提供する。
  • 他の子どもと一緒に遊ぶ際に、協力して遊ぶ楽しさを感じさせ、社会性を育む。
  • 食事の際には、スプーンやフォークを使ってきれいに食べる楽しさを促し、自己管理をサポートする。
  • 行事に向けて期待感を高めつつ、無理のないペースで練習に取り組めるよう配慮する。

現場からのひとこと

お散歩から帰ってきた子のポケットから、どんぐりが次から次へと出てきたことがありました。「ぜんぶ、じぶんの」と一つひとつ大切そうに並べる姿に、季節の変化を全身で受け止めているのだと感じた瞬間です。小さな宝物との出会いが、その子の世界を少しずつ広げているように見えました。

まとめ
9月は気温差への配慮と同時に、秋ならではの発見を楽しめる時期でもあります。個人案には活動内容だけでなく、その子が夢中になっている季節の発見にも目を向けていきましょう。

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