【保育士向け】年齢別・戸外遊びアイデア60選|0〜5歳児の発達・ねらい・遊び方・安全のポイント

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戸外遊びアイデア

園庭や公園での戸外遊びは、体を動かし、自然に触れ、友だちと関わる大切な時間です。ただ、「毎日同じ遊びになってしまう」「この年齢に合った遊びがわからない」と悩むこともありますよね。この記事では、0〜5歳児の年齢別に、戸外遊びを60個、遊び方・ねらい・保育者の援助つきでまとめました。水遊びや熱中症など、戸外遊びで気をつけたい安全のポイントも、あわせて解説します。

この記事でわかること

  • 0〜5歳児の発達の特徴と、年齢別の戸外遊び60選
  • 各遊びの遊び方・ねらい・保育者の援助
  • 水遊び・熱中症・遊具・誤飲など、戸外遊びの安全のポイント

この記事は、現役保育士(保育士歴6年)の「あやせん」が執筆しています。詳しいプロフィールは運営者情報をご覧ください。

ざっくり言うと
・0〜1歳は「感覚・探索」、2〜3歳は「まねっこ・全身運動」、4〜5歳は「ルール・協力・挑戦」が、遊びを選ぶ目安です
・戸外遊びでは、水まわり・暑さ・遊具・口に入れるものの4つに特に気をつけます
・季節ごとの遊びは、月別室外あそびアイデア集と合わせて使うと便利です

年齢別|戸外遊びの早見表

年齢 戸外での育ちの目安 おすすめの遊び
0歳児 光・風・音を感じ、安心できる大人のそばで探索する 空を見る、草の感触、シャボン玉、園庭さんぽ
1歳児 歩く、のぼる、触って確かめる 砂場、水たまり、落ち葉ひろい、手押し車
2歳児 走る・まねをする。「自分で」が強くなる かけっこ、探検ごっこ、色さがし、水やり
3歳児 簡単なルールを楽しみ、友だちと一緒に遊ぶ 追いかけっこ、風船バレー、輪投げ、ボール運び
4歳児 ルールを理解し、挑戦したい気持ちが高まる おにごっこ、大縄跳び、宝探し、ジャンプ的当て
5歳児 協力し、作戦を立て、友だちと目標に向かう リレー、サッカー、バケツリレー、竹馬、自然観察

0歳児の戸外遊び10選

0歳児は月齢差や個人差がとても大きい時期です。寝返り、ずりばい、ハイハイ、つかまり立ちと、運動機能が急速に発達し、五感を通した刺激が大切になります。外の光や風、音に触れながら、保育者との安心できる関わりの中で、少しずつ探索を始めます。

  • 1. 空を見上げてごろごろ
    遊び方:レジャーシートに寝転び、空を一緒に見上げて、雲や鳥を見つけて声をかける
    ねらい:自然の光や動きを感じる。保育者との言葉のやりとりで安心感を得る
    援助・安全:日差しが強い日は日陰を選び、帽子をかぶせる
  • 2. 葉っぱや草花の感触をたのしむ
    遊び方:「やわらかいね」「チクチクしてるね」と言葉を添えながら、安全な自然物に触れさせる
    ねらい:手や指の感覚を育て、自然物への興味を引き出す
    援助・安全:口に入れないよう見守る。薬剤が使われた場所や、動物のふんがある場所は避ける
  • 3. シャボン玉を目で追う
    遊び方:シャボン玉を吹き、目で追ったり手を伸ばしたりする様子を楽しむ
    ねらい:視線の追従や手の動きを引き出す
    援助・安全:シャボン液を口に入れないよう、液の容器は子どもの手の届かない所に置く
  • 4. 風を感じるあそび
    遊び方:風車や布を風で揺らし、「風がきたね」と一緒に感じる
    ねらい:風を肌で感じ、動くものへの関心を促す
    援助・安全:風車などの小さな部品が外れていないか確認する
  • 5. ひなたぼっこで音を聞く
    遊び方:園庭やベビーカーの中で、鳥の声や木の葉の音に耳を澄ませる
    ねらい:自然の音で聴覚を育て、穏やかな気持ちで過ごす
    援助・安全:日差しや気温を確認し、こまめに水分補給をする
  • 6. 芝生の上をはいはいしてみよう
    遊び方:清潔な芝生にシートを敷かず、または薄いシートで、はいはいや寝返りを楽しむ
    ねらい:全身を使った探索を促し、手足の感覚を育てる
    援助・安全:芝の薬剤や犬猫のふん、とがった石がないか事前に確認する
  • 7. カラフル布のひらひらあそび
    遊び方:色とりどりの布を持ち、ひらひら揺らして見せる
    ねらい:視覚への刺激と、手を伸ばす動きを引き出す
    援助・安全:布が顔にかからないよう、手に持って見せる。口に入れたら清潔なものと交換する
  • 8. バギーや抱っこで園庭さんぽ
    遊び方:園庭をゆっくり歩き、花や木、遊んでいるお兄さんお姉さんを見せる
    ねらい:外の様子に興味を持ち、安心感の中で世界を広げる
    援助・安全:段差や、他の子の動きに注意して、ゆっくり進む
  • 9. 小さな虫や花を見つける
    遊び方:保育者が見つけたアリや花を、抱っこしながら一緒に見る
    ねらい:身近な生き物や植物への興味の芽を育てる
    援助・安全:虫に触れさせない。刺す虫や毒のある植物には近づかない
  • 10. 外でおやつ・ピクニック風体験
    遊び方:日陰で、レジャーシートを敷いて、いつものおやつや水分補給をする
    ねらい:外の空気の中で食べる楽しさを味わう
    援助・安全:食物アレルギーの確認と、座って食べることを徹底する。むせに注意して見守る

1歳児の戸外遊び10選

1歳児は、歩行が安定し、「自分で」の気持ちが芽生える時期です。触って確かめる、のぼる、押すなど、探索活動が盛んになります。口に入れる行動もまだ見られるため、安全確認が欠かせません。

  • 1. 小さな丘をのぼってみよう
    遊び方:園庭の小さな築山や、低い坂をのぼり下りする
    ねらい:足腰の力とバランス感覚を育てる
    援助・安全:ころんでも安全な地面かを確認し、保育者がそばで見守る
  • 2. 砂場でお皿やコップ遊び
    遊び方:砂をすくう、容器に入れる、ひっくり返すなど、砂の感触を楽しむ
    ねらい:手指の動きと、「入れる・出す」を楽しむ
    援助・安全:砂を口に入れたらすぐに取り除く。砂場は事前に清掃し、異物がないか確認する
  • 3. 水たまりをバシャバシャ
    遊び方:長靴で、浅い水たまりに入って足を動かして遊ぶ
    ねらい:水の感触を味わい、全身を使って遊ぶ
    援助・安全:水が汚れていないか確認する。体が冷えないよう、着替えを用意しておく
  • 4. シャボン玉を追いかける
    遊び方:シャボン玉を飛ばし、歩いて追いかけたり、手を伸ばして触れたりする
    ねらい:追視と、歩く・手を伸ばす動きを引き出す
    援助・安全:走り出す子とぶつからないよう、広い場所で行う
  • 5. よーいどんのまねっこ遊び
    遊び方:保育者が「よーいどん」と声をかけ、一緒に歩いたり走ったりする
    ねらい:模倣する楽しさと、体を動かす喜びを味わう
    援助・安全:ころびやすいので、保育者が後ろから見守る
  • 6. 落ち葉や木の実ひろい
    遊び方:落ち葉や木の実をひろって、バケツや袋に集める
    ねらい:自然物への関心を持ち、「ひろう」動作を楽しむ
    援助・安全:木の実は口に入る大きさのため、口に入れないよう必ずそばで見守る
  • 7. 三輪車や手押し車を押して歩く
    遊び方:手押し車や、またがれる乗り物を押して歩く
    ねらい:歩行の安定と、全身のバランスを育てる
    援助・安全:ぶつかりやすいので、通る道を決めて、広めに確保する
  • 8. 小石や木の実の音あそび
    遊び方:小石や木の実を容器に入れて振り、音を楽しむ
    ねらい:音の違いに気づき、手を動かす楽しさを味わう
    援助・安全:口に入れないよう、ふた付きの容器を使う。口に入る大きさの石は使わない
  • 9. 花壇やプランターの観察
    遊び方:花や野菜を見て、指さしをしたり、保育者に伝えたりする
    ねらい:身近な植物への関心を育て、言葉のやりとりを楽しむ
    援助・安全:花や葉を口に入れないよう見守る。毒のある植物が近くにないか確認する
  • 10. 外での読み聞かせ・わらべうた
    遊び方:木陰で絵本を読んだり、わらべうたを歌ったりする
    ねらい:落ち着いた気持ちで、保育者や友だちと過ごす
    援助・安全:日陰を選ぶ。座る位置を決めて、見通しのいい場所で行う

2歳児の戸外遊び10選

2歳児は、走る、跳ぶ、まねをするなど、体の動きが広がる時期です。「自分で」「いや」が強くなり、やりたい気持ちを大切にしながら、安全に遊べる環境を整えます。

  • 1. かけっこあそび
    遊び方:「よーいどん」で、ゴールの先生に向かって走る
    ねらい:走る楽しさを味わい、体を動かす喜びを知る
    援助・安全:ころびやすいので、走る場所に石や段差がないか確認する
  • 2. 小さな探検ごっこ
    遊び方:「冒険に出発!」と声をかけて、園庭の中を探検する
    ねらい:好奇心と、発見する楽しさを味わう
    援助・安全:途中で子どもが気づいたものに、ゆっくり付き合う
  • 3. 落ち葉や枝でおえかき
    遊び方:地面に、枝でぐるぐると線を描く
    ねらい:道具を使って表現する楽しさを知る
    援助・安全:とがった枝は使わず、先が丸いものを選ぶ。目に当たらないよう見守る
  • 4. まねっこ体操ごっこ
    遊び方:動物の動き(ウサギ、ゾウなど)をまねして体を動かす
    ねらい:体の動きを楽しみ、まねる力を育てる
    援助・安全:保育者が大きな動きで見本を見せる。ぶつからない間隔をとる
  • 5. 石ころ・葉っぱのコレクターあそび
    遊び方:気に入った石や葉っぱをひろい、バケツに集める
    ねらい:集める楽しさと、自然への関心を育てる
    援助・安全:口に入る大きさの石は、口に入れないよう見守る。持ち帰る前にバケツの中身を確認する
  • 6. 三輪車や押し車でドライブごっこ
    遊び方:乗り物に乗って、決めた道を「ブーン」と進む
    ねらい:手足を使い、見立て遊びを楽しむ
    援助・安全:コース内を一方通行にして、ぶつかりを防ぐ。ヘルメットが必要な園では着用させる
  • 7. 水やり係あそび
    遊び方:小さなじょうろで、花や野菜に水をやる
    ねらい:役割をもち、植物を大切にする気持ちを育てる
    援助・安全:水をこぼして滑らないよう、足元に注意する
  • 8. 色さがしさんぽ
    遊び方:「赤いものを見つけよう」と声をかけて、園庭で探す
    ねらい:色の認識と、観察する力を育てる
    援助・安全:探すことに夢中になって、ぶつからないよう見守る
  • 9. ボールころがし・キックあそび
    遊び方:やわらかいボールを転がしたり、蹴ったりして遊ぶ
    ねらい:ボールを操る動きと、目と足の連動を育てる
    援助・安全:ボールが道路や園外に出ないよう、安全な場所で遊ぶ
  • 10. おともだちと並んで座ってみよう
    遊び方:木陰やベンチに、友だちと並んで座って、景色や歌を楽しむ
    ねらい:友だちと同じ場にいる心地よさを知る
    援助・安全:座る順番でトラブルになりやすいため、場所を十分に用意する

3歳児の戸外遊び10選

3歳児は、体の動きがなめらかになり、友だちと一緒に遊ぶことを楽しむようになります。簡単なルールを守って遊べるようになる一方、気持ちのぶつかり合いも増える時期です。

  • 1. 追いかけっこ
    遊び方:保育者や友だちが追いかけ役になり、逃げる・追いかける遊びを楽しむ
    ねらい:走る楽しさと、友だちとの関わりを楽しむ
    援助・安全:ぶつかりを防ぐため、広い場所で行う。捕まったら終わりではなく、「次は交代」というルールにする
  • 2. ジャンプ競争
    遊び方:線を引いて、どこまで跳べるかを楽しむ
    ねらい:足の力と、体のバランスを育てる
    援助・安全:着地するときに、足をくじかないよう、地面をならしておく
  • 3. 風船バレー
    遊び方:やわらかい風船を、手でポンポンと打ち上げて遊ぶ
    ねらい:目と手を合わせる動きと、友だちと遊ぶ楽しさを育てる
    援助・安全:割れた風船のゴムを口に入れないよう、すぐに回収する。風船が苦手な子は、見るだけでもよいことを伝える
  • 4. 水遊び(シャワーやバケツを使った遊び)
    遊び方:バケツやじょうろ、シャワーで、水をかけたり、すくったりして遊ぶ
    ねらい:水の感触を味わい、全身を使って楽しむ
    援助・安全:水遊びでは、遊びを見る保育者と、監視に専念する保育者を分けて配置する。浅い水でも、目を離さない
  • 5. 輪っか投げ
    遊び方:輪を投げて、棒やコーンにかける
    ねらい:目と手の連動、集中力を育てる
    援助・安全:投げる方向にほかの子がいないよう、順番と立ち位置を決める
  • 6. ボール運び競争
    遊び方:二人でボールを運んだり、バケツに入れたりして競う
    ねらい:友だちと協力する経験を重ねる
    援助・安全:勝敗にこだわりすぎないよう、「みんなで運べたね」という声かけをする
  • 7. お絵かき
    遊び方:地面にチョークで、自由に描く
    ねらい:自由に表現し、友だちと作品を見せ合う
    援助・安全:チョークを口に入れないよう見守る。雨上がりは地面が滑りやすいので注意する
  • 8. 大きな風車を作って風を感じる
    遊び方:画用紙やストローで、風車を作って走ったり、風で回したりする
    ねらい:風を感じながら、自分で作った物で遊ぶ喜びを味わう
    援助・安全:ストローの先で目をつかないよう、持ち方を伝える。走るときは前を見るよう声をかける
  • 9. 石や木の実を集めてコレクション
    遊び方:ひろった石や木の実を、種類ごとに分けて集める
    ねらい:分類する力と、自然物への関心を育てる
    援助・安全:口に入れないことを約束する。小さな木の実は、持ち帰りの確認を保育者が行う
  • 10. カートや車のおもちゃでの走行ごっこ
    遊び方:乗り物やカートを使い、道路に見立てたコースで遊ぶ
    ねらい:ごっこ遊びを通して、ルールを守る経験をする
    援助・安全:信号役や、お店役を決めると、遊びが広がる。コースの交差部分には、保育者がつく

4歳児の戸外遊び10選

4歳児は、体の動きがさらに巧みになり、ルールを理解して遊べるようになります。「できた!」を経験したい気持ちが強く、挑戦する遊びが楽しい時期です。

  • 1. 宝探し
    遊び方:園庭に隠した宝(カードや絵)を、ヒントをもとに探す
    ねらい:考えながら探す力と、友だちと協力する楽しさを味わう
    援助・安全:隠す場所は、安全な範囲に限定する。見つけられない子にも、ヒントを出して達成感を味わえるようにする
  • 2. おにごっこ
    遊び方:鬼が追いかけ、逃げる子が捕まらないように走る
    ねらい:走る力と、ルールを守る力を育てる
    援助・安全:鬼になりたくない子のために、「助けて」で復活するなど、遊びを調整する
  • 3. ローラーすべり台
    遊び方:園庭にある、ローラーすべり台や、すべり台で遊ぶ
    ねらい:バランス感覚と、順番を待つ力を育てる
    援助・安全:遊具は日頃から点検し、使い方のルール(順番、逆走しない)を確認する。ひもつきの服やフードは外す
  • 4. カラフルボール転がし
    遊び方:色別のボールを転がして、的に当てたり、友だちに転がしたりする
    ねらい:目と手の動きを協調させ、友だちと遊ぶ楽しさを味わう
    援助・安全:ボールの数を十分に用意して、取り合いを減らす
  • 5. ジャンプして的を狙う
    遊び方:的に向かってジャンプしながら、ボールや輪を当てる
    ねらい:跳ぶ力と、狙いを定める力を育てる
    援助・安全:的の周りに人が立たないよう、投げる方向を決める
  • 6. 大縄跳び
    遊び方:保育者が縄を回して、子どもが順番に跳ぶ。慣れたらみんなで
    ねらい:リズム感と、タイミングを合わせる力を育てる
    援助・安全:まず、縄を揺らす「ヘビ」から始めて、少しずつ回す。足がひっかかっても、笑って「もう一回」と励ます
  • 7. かけっこ競争
    遊び方:スタートとゴールを決めて、走る
    ねらい:速さを競う楽しさと、全力を出す気持ちよさを味わう
    援助・安全:ゴールの先に十分な距離をとる。順位を気にしすぎる子には、「前より速くなったね」と、成長に目を向ける
  • 8. 水風船遊び
    遊び方:水を入れた風船を、投げたり受けたりして遊ぶ
    ねらい:水の感触と、受け取る・投げる動きを楽しむ
    援助・安全:割れた風船のゴムを口に入れないよう、遊び終わりに保育者が必ず全部回収する。熱中症対策も忘れず、水分補給をこまめにする
  • 9. 風車を作って飛ばす
    遊び方:紙で風車を作り、走って回す
    ねらい:工夫して作る楽しさと、風を感じる体験をする
    援助・安全:ストローや竹ぐしの先が、目や体に向かないよう、持ち方を確認する
  • 10. 模倣遊び(動物になりきる)
    遊び方:動物のまねをして、園庭を動き回る
    ねらい:想像力と、体の動きを広げる
    援助・安全:動物ごとにスペースを分けると、ぶつからずに遊べる。恥ずかしがる子は、見る側でも楽しめることを伝える

5歳児の戸外遊び10選

5歳児は、運動機能が大きく伸び、走る・跳ぶ・登るなどの動きがスムーズになります。ルールを理解して協力し、友だちと作戦を立てて遊ぶ力も育ちます。

  • 1. リレー競走
    遊び方:チームに分かれ、バトンを渡しながら走る
    ねらい:チームワークと、ルールを守りながら協力する力を育てる
    援助・安全:バトンを渡すタイミングを、事前に練習する。負けたチームにも、頑張った点を伝える
  • 2. スカベンジャーハント(宝探し)
    遊び方:指定されたアイテムを、園庭の中から探して集める
    ねらい:観察力と、友だちと協力する力を育てる
    援助・安全:探す範囲と、時間を決めておく。見つけられない子にもヒントを出す
  • 3. フリスビー遊び
    遊び方:やわらかい素材のフリスビーを投げ合う
    ねらい:投げる力と、目と手の調整力を育てる
    援助・安全:固いものは使わない。投げる方向に人がいないことを確認する
  • 4. サッカー(簡単なルールで遊ぶ)
    遊び方:小さなコートで、チームに分かれてボールを蹴り合う
    ねらい:チームで協力する力と、ルールを守る力を育てる
    援助・安全:ゴールは固定されているか、倒れないかを確認する。ボールの扱いに差があるので、人数やコートを調整する
  • 5. バケツリレー
    遊び方:水や砂を入れたバケツを、列になって手渡していく
    ねらい:協力して、一つの目標に向かう経験をする
    援助・安全:足元が濡れて滑りやすくなるため、周囲を確認する。バケツは重すぎない量にする
  • 6. ボール投げゲーム
    遊び方:的に向けて、ボールを投げる
    ねらい:狙いを定める力と、腕の動きを育てる
    援助・安全:的の周囲に人がいないことを確認し、投げる合図を決める
  • 7. 竹馬
    遊び方:低い竹馬から始めて、バランスをとって歩く
    ねらい:バランス感覚と、挑戦する気持ちを育てる
    援助・安全:転倒に備え、保育者が横につく。低い台から始め、無理に高くしない。広く、平らな場所で行う
  • 8. 大縄跳び(グループでの遊び)
    遊び方:グループで、タイミングを合わせて跳ぶ
    ねらい:協力する力と、リズム感を育てる
    援助・安全:引っかかっても励ます。縄を回す役と、跳ぶ役を、順番に交代する
  • 9. 自然観察(植物や昆虫を探す)
    遊び方:園庭や公園で、植物や昆虫を探して観察する
    ねらい:自然への関心と、観察する力を育てる
    援助・安全:刺す虫や、かぶれる植物には触れないことを事前に伝える。長袖・長ズボンなど、肌を守る服装にする
  • 10. シャボン玉遊び
    遊び方:大きなシャボン玉を作ったり、友だちと協力して飛ばしたりする
    ねらい:工夫して遊び、協力する楽しさを味わう
    援助・安全:シャボン液が目に入らないよう、風向きに注意する。液の容器を踏んで滑らないようにする

戸外遊びで気をつけたい安全のポイント

水まわり

こども家庭庁は、子どもは音をたてず、静かに溺れることがあると説明しています。水深の浅い場所でも、子どもが溺れることがあるため、プールや水遊びでは、必ず大人が付き添い、目を離さないことが大切です。プール活動・水遊びの事故防止については、こども家庭庁・文部科学省・消費者庁の通知で、監視を専ら行う職員と指導を行う職員を分けて配置し、監視者は監視に専念することが示されています。監視体制が十分に確保できない場合は、プール活動の中止も選択肢とされています。

暑さ・熱中症

環境省の熱中症予防情報サイトでは、暑さ指数(WBGT)が31以上の場合は「運動は原則中止」、28以上31未満の場合は「激しい運動は中止」としています。上の通知でも、暑さ指数を活用して活動の可否を判断することが求められています。戸外遊びの前に、その日の暑さ指数を確認する習慣をつけましょう。こども家庭庁は、子どもは体温調節機能が未発達で、身長が低いため地面からの照り返しの影響を強く受けると説明しています。休憩と水分補給は、子どもが「のどが渇いた」と言う前に取り入れます。

遊具

  • 遊ぶ前に、遊具のぐらつき、さびやささくれ、地面の状態(石、くぼみ)を確認する
  • 年齢や体格に合った遊具を選び、使い方のルール(順番、逆走しない、フードやひもつきの服を避ける)を伝える
  • すべり台や高い遊具では、着地する場所に子どもが立ち入らないようにする

口に入れるもの

1歳前後の子は、小石、木の実、砂などを口に入れることがあります。東京都のこどもセーフティプロジェクトでは、トイレットペーパーの芯を通る大きさ(直径約39mm)のものは、乳幼児が口に入れて飲み込む危険があるとしています。自然物を使った遊びでは、必ず保育者がそばで見守り、遊び終わったあとに、持ち帰る物の中身を確認しましょう。

虫・植物

刺す虫(ハチなど)や、かぶれる植物がないか、遊ぶ前に場所を確認します。長袖・長ズボンなど、肌を守る服装にして、遊んだあとは皮膚の状態を確認します。

現場からのひとこと

戸外遊びは、特別な道具がなくても、「今日はどんな発見があるかな」という保育者の声かけ一つで、子どもたちの集中が変わります。ある日、何も用意していなかった園庭で、落ち葉をひろい始めた子に付き合ったところ、いつの間にか「落ち葉のお店屋さん」が始まり、ほかの子も集まってきました。計画した遊びも大切ですが、子どもが今、何に興味をもっているかを見て、それに寄り添うことが、いちばん豊かな遊びにつながると感じています。季節ごとの遊びは月別室外あそびアイデア集、秋の自然物の製作はどんぐり・落ち葉の製作アイデア、遠足の準備は芋掘り・遠足の下見と準備チェックリストも参考にしてください。

よくある質問

Q. 園庭が狭くて、体を動かす遊びが難しいです。
A. 狭い場所でも、ジャンプ競争、輪投げ、風船バレー、色さがしさんぽなど、動きの範囲が小さい遊びは楽しめます。時間を分けて、少人数ずつ遊ぶ方法もあります。

Q. 遊びに参加したがらない子には、どう接すればいいですか?
A. 見ているだけでも、遊びに参加していると考えます。保育者がそばについて、「やってみたくなったらいつでも入れるよ」と伝え、その子のペースを尊重しましょう。

Q. 暑い日の戸外遊びは、どう判断すればいいですか?
A. 気温だけでなく、暑さ指数(WBGT)も確認します。暑さ指数が高い日は、遊びの時間を短くする、日陰で遊ぶ、室内に切り替えるなどの判断をしましょう。

まとめ

戸外遊びは、年齢に合った遊びを選び、安全に気をつけて行うことで、子どもたちの体と心の育ちを支える時間になります。遊び方は、子どもの様子や、その日の気温・天候に合わせて、柔軟に変えていきましょう。行事に向けた戸外遊びは、運動会を成功させるコツも参考にしてください。戸外遊びのトラブルのひとつ、噛みつき・引っかきへの対応は、噛みつき・引っかき対応マニュアルにまとめています。

参考:
文部科学省「教育・保育施設等におけるプール活動・水遊びの事故防止及び熱中症事故の防止について」
こども家庭庁「水まわりの事故」
こども家庭庁「みんなで見守り『こどもの熱中症』を防ぎましょう!」
環境省 熱中症予防情報サイト「暑さ指数」
東京都こどもセーフティプロジェクト「誤飲・窒息の予防策」

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