運動会が終わると、ほっとして片づけだけで終わってしまいがちです。でも、振り返りをしておくと、来年の準備がぐっと楽になります。
この記事では、運動会のあとにやっておきたい振り返りを、職員会議・保護者アンケート・子どもたちとの振り返りの3つに分けて紹介します。
この記事は、現役保育士(保育士歴6年)の「あやせん」が執筆しています。詳しいプロフィールは運営者情報をご覧ください。
運動会の振り返りは3つの視点で
私の園では、次の3つで振り返りをしました。
- 職員会議
- 保護者アンケート
- 子どもたちとの振り返り
大人の振り返りと、保護者の声と、子どもの気持ち。この3つがそろうと、来年に向けた課題が見えやすくなります。
職員会議の振り返りは、4つの場面に分けると整理しやすい
係として関わった場合は、運動会の流れに沿って、次の4つの場面に分けて振り返ると整理しやすいです。
- 事前準備:係の仕事の分担、準備の時期、必要な物の確認。
- クラスの練習の進め方:練習の回数や時間、子どもの様子、無理のない進め方だったか。
- 前日準備:準備にかかった時間、人手、足りなかった物。
- 当日:進行、時間の長さ、動線、天候への対応。
それぞれの場面で「うまくいったこと」と「次はこうしたいこと」を1つずつ出すと、会議が長くなりすぎません。
保護者アンケートで聞いたこと
私の園では、次のような点を聞きました。
- 運動会の時間の長さ
- 開催日の良し悪し
- その他、気になったこと
聞く内容を絞ると、答えてもらいやすくなります。「その他」の欄を作っておくと、こちらが気づいていなかった点も拾えます。
集まった意見は、すぐに「できる・できない」で分けず、まず全部を一覧にしてから、職員会議で話し合うと、偏りが減ります。
「誰かが用意する物」のリストを作っておく
運動会の準備で、私が忘れやすいと感じたのは、競技で使う物ではない物でした。競技の道具は、各クラスが準備するので、意識が向きやすいです。一方で、「誰かが用意する物」という括りの物は、意識が薄くなって、忘れやすくなります。たとえば、磁石やブルーシートなどです。
そこで、毎回持っていく物を、リストにしておくことにしました。
リストの例(一般的な参考です)
- 磁石、ブルーシート
- ガムテープ、ビニールテープ
- ビニール袋、タオル
- 救急セット
園によって必要な物は違うので、自園の運動会に合わせて、リストを作ってください。リストは、毎年の振り返りで、少しずつ足していくと便利です。
子どもたちと一緒に振り返る
運動会が終わったあと、私のクラスでは、次の2つをしました。
- 運動会ごっこ:自分のクラスの競技ではなく、他のクラスのダンスや競技をやってみました。
- お絵描き:「運動会の思い出」をテーマに絵を描いて、一緒に振り返りました。
運動会を、行事で終わらせずに、遊びや表現につなげると、子どもたちも思い出を言葉にしやすくなります。
振り返りは、来年の自分への手紙
振り返りの内容は、書き残しておかないと、1年後には忘れてしまいます。次のような形で残すのがおすすめです。
- 場面ごと(事前準備・練習・前日・当日)に、「良かった点」と「次にしたいこと」を1行ずつ
- 持ち物リストの更新
- 保護者アンケートの結果のまとめ
まとめ
運動会の振り返りは、職員会議・保護者アンケート・子どもたちとの振り返りの3つで。場面ごとに整理して、持ち物リストを更新して、来年の自分に残しておきましょう。
運動会の種目や当日の運営については、保育園の運動会を成功させるコツもあわせてご覧ください。


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