春・夏・秋・冬など、季節の移り変わりを感じながら楽しめる製作遊び。
今回は、「あじさい」をテーマにした製作をご紹介します。
素材の扱い方や作り方もシンプルなので、子どもたちが主体的に楽しめる内容です。
保育室でも家庭でも取り入れやすいアイデアなので、ぜひ参考にしてみてください。
■ あじさいスタンプ
■ 対象年齢
- 2歳児〜5歳児
■ ねらい
乳児
- スポンジの感触を楽しみながら、色や形への興味を広げる。
- 保育者とやりとりをしながら手を動かし、素材に触れる経験を重ねる。
幼児
- 紫陽花の色や花の形をイメージしながら、道具や素材を使って表現する。
- 活動を通して季節の自然に関心をもち、身近な変化に気づく。
■ 用意するもの
- 画用紙
- はさみ
- のり
- 絵の具
- 輪ゴム
- スポンジ
■ 作り方
- 画用紙を紫陽花の形と葉の形に切っておく。
- スポンジに輪ゴムを十字につける。
- スポンジに絵具をつけて、1で作った紫陽花の形の画用紙にポンポンする。
- 画用紙に貼ったら完成。
■ ポイント
- 持ちやすいサイズのスポンジを用意する
→ 小さな手でも扱いやすいサイズ・形(キューブ型や持ち手つき)を選びましょう。 - 構成や貼り合わせは子どもの自由に(幼児)
→ 自分で葉や茎を貼ったり、レイアウトを考えたりする工程で表現力を育てます。
■ アレンジ例
- 葉っぱやカタツムリを追加(3〜5歳向け)
- → 折り紙や画用紙でつくると、世界観が広がります。
- 背景に雨や傘を描く(季節感の演出)
- → 綿棒やフィンガーペイントで雨を表現してみるのも楽しいです。
まとめ
梅雨の季節にぴったりな「紫陽花」をテーマに、スポンジを使った製作あそびを行いました。
乳児は、柔らかいスポンジの感触や絵の具の色の変化を楽しみながら、ポンポンと色を重ねて模様づくり。
幼児は、自分なりのレイアウトや色の組み合わせを考えながら、個性豊かな紫陽花を表現していました。
素材の感触を味わう・季節の自然に親しむなど、ねらいに応じた活動が展開できます。
今後も、保育の現場で役立つアイデアをご紹介していきます。
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