週案文例まとめ|年齢別
このページでは、保育園・幼稚園で使える週案の文例を、年齢別にわかりやすくまとめました。
忙しい保育士さん、園の先生方の“おたすけ”になるよう、実用性を重視して作成しています。
どうぞ、保育現場の毎日の計画作成にお役立てください!
0歳児
1歳児
2歳児
3歳児
4歳児
5歳児
◎週案とは
1週間の保育の具体的な流れや活動内容を計画するものです。
月案をもとに、さらに子どもたちの様子や発達状況に即した、
より詳細な保育の計画を立てるのが週案です。
◎週案作成ポイント
①その週のねらいを明確にする
前週の姿や季節を考慮します。週案のねらいは、月案を達成するための小さな1歩と捉えてもいいでしょう。
【例】
- 身近な秋の自然に触れ、季節を感じる
- 集団遊びを通して友だちとの関わりを楽しむ
④天候不良時などの代替案も考えておく
柔軟に対応できるプランBを用意しておくと安心です!
【例】
晴:戸外活動(園庭)
雨天:室内リズム遊び
◎年齢別週案作成ポイント
0歳児
- 個別の生活リズムを優先
- 「食事・睡眠・排泄」の基本生活を支える活動中心
- 感覚遊び・ふれあい遊びを取り入れる
✔️ポイント:活動を詰め込みすぎず、生活リズムに合わせたゆったり保育を意識。
1歳児
- 「自分で!」を尊重した生活・遊びの計画
- 歩行や探索活動を取り入れ、好奇心を伸ばす
- 簡単な集団活動への参加も少しずつ促す。
✔️ポイント:「やりたい」「できた!」気持ちを大切に、無理なくすすめる。
2歳児
- 言葉で思いを伝える力を育てる活動を取り入れる
- ごっこ遊びや簡単なルールのある遊びを計画
- 生活習慣(排泄・着脱・食事)のステップアップ支援
✔️ポイント:「失敗も大切!」と見守る余裕を持った週案に。
3歳児
- 集団行動の基本(話を聞く・順番を待つ)を育てる活動
- 友だちと一緒に作る・遊ぶ機会を意識的に設定
- 身近な自然・季節に興味を広げる活動
✔️ポイント:活動に「期待感」が持てるような工夫を盛り込む。
4歳児
- 友だちと協力する活動、グループで取り組む活動を増やす
- 試行錯誤する体験(工作・遊びなど)をたくさん用意
- 思ったこと、感じたことを言葉や表現で出せる機会を作る
✔️ポイント:活動に「ねらい」と「目的意識」を持たせる。
5歳児
- 自分たちで考え、話し合いながら進める活動を増やす
- 小学校生活に向けた生活習慣(準備・整理整頓など)を意識
- 大きな行事(運動会、発表会など)への意欲を育てる
✔️ポイント:一人ひとりの自主性を尊重しながら、全体活動を展開する。