【月別】おすすめ曲と製作あそび集
月ごとのおすすめ曲&かんたん制作あそびをまとめました!
「今月の歌、何にしよう?」「制作とリンクさせたいけどアイデアが浮かばない…」そんな保育士さんの声にお応えして、乳児・幼児に分けた月別おすすめ曲と制作あそびをまとめました!季節感のある歌にぴったりの簡単な製作アイデアをセットで紹介しているので、クラス活動のヒントにぴったりです。
◎保育園で歌を歌うねらい
保育園で歌を歌う活動は、子どもの心や体、言葉の発達を豊かにする大切な時間です。ただ楽しいだけでなく、以下のようなねらいがあります。
1. 言葉への関心を育てる
歌詞にふれることで、語彙が増えたりリズムよく言葉を覚えたりします。言葉遊びのように自然と話す力が養われます。
2. 表現する喜びを感じる
音程やリズムにのせて歌うことで、自分の気持ちを音や声で表現する楽しさを味わいます。手ぶりや表情も加わることで、表現力が広がります。
3. 仲間と一緒に楽しむ体験
友だちと一緒に歌うことで、「声を合わせる」心地よさや「一緒に楽しむ」喜びが生まれます。集団の一体感や社会性も育ちます。
4. 季節や行事、生活への関心が深まる
歌は季節感や日常の出来事を知るきっかけにもなります。たとえば「たなばたさま」「おべんとうばこのうた」など、生活や文化への理解が自然と身につきます。
◎歌を選ぶときのポイント
年齢や発達段階に応じて、以下の点を考慮しながら選ぶと、子どもたちがより楽しんで歌に親しめます。
1. 年齢に合った音域・リズムであること
高すぎたり難しいメロディは避け、無理なく口ずさめる音の高さ・テンポを選びましょう。0~2歳児には繰り返しのある短い歌がおすすめです。
2. 歌詞がイメージしやすいこと
歌詞の中に身近なものや日常の出来事が登場すると、子どもは内容を理解しやすく、イメージを広げながら歌に親しめます。
3. 手ぶりや体の動きを取り入れられること
歌に合わせて体を動かせると、リズム感や全身の協応運動が育まれ、楽しく参加しやすくなります。
4. 季節や行事に関連した内容を取り入れる
その時期にふさわしい歌を取り入れることで、生活の流れや自然への関心を深めることができます。季節ごとの歌は、園生活のリズムをつくる助けにもなります。