◎低月齢(0歳11か月〜1歳4か月)
ねらい
- 手を使った遊び(積み木やパズル)を通して、手先の器用さを育む。
- 立つことができるようになり、手をついて一人で歩く練習を始める。
- 他の子どもと目を合わせ、笑顔を交わすなど、社会的な関わりを増やす。
- 鳴き声や声を出して反応し、自己表現の一環として他者とのやり取りを楽しむ。
- 簡単な指示に従い、手を振ったり拍手したりして体を動かす。
保育者の配慮
- 立つ練習をできる環境を整え、転倒防止に配慮した安全対策をする。
- 手先を使った遊びを多く取り入れ、指先の発達を促進する。
- 笑顔や声をかけて、他の子どもとコミュニケーションを楽しめるようにする。
- 反応を引き出す遊びをし、自己表現を促すように関わる。
- 体を動かす機会を増やし、リズム遊びや簡単なダンスを楽しませる。
◎高月齢(1歳5か月〜1歳10か月)
ねらい
- 歩行が安定し、物を持ちながら歩けるようになる。
- 組み立て遊びや並べる遊びを通して、手先の器用さや創造性を育む。
- 簡単な言葉を使って自分の要求や意志を伝えることができる。
- 社会的な関わりが増え、他の子どもと一緒に遊びながら協調性を養う。
- 簡単な指示を理解し、動作を真似することで言葉と動きがつながる。
保育者の配慮
- 歩くことに自信を持てるように、自由に歩き回るスペースを提供する。
- 手先を使った遊びを意識的に取り入れ、創造力を育む機会を提供する。
- 言葉を多くかけて、自己表現の方法をサポートし、伝えたい気持ちを引き出す。
- 他の子どもと一緒に遊ぶ機会を増やし、社会性を養えるように配慮する。
- 言葉と動きの関連を意識させ、模倣遊びを通じて学びを深める。
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