◎低月齢(1歳8か月〜2歳1か月)
ねらい
- 身近なものに興味を持ち、自分から関わろうとする。
- 簡単な言葉で気持ちや要求を伝えようとする。
- 手や指を使った細かい遊びを楽しむ。
- 戸外でのびのびと体を動かし、寒さに負けずに遊ぶ。
- 自分でできることが増え、達成感を味わう。
保育者の配慮
- 子どもの興味関心に寄り添いながら、探索活動を広げていく。
- 言葉を受け止め、わかりやすく応答して会話の楽しさを伝える。
- 手先を使う遊び(シール貼り、積み木など)を取り入れ、集中できる環境をつくる。
- 天候や体調に配慮しながら、戸外遊びを十分に楽しめるようにする。
- 小さな「できた!」を認め、喜びを共有して自信につなげる。
◎高月齢(2歳2か月〜2歳7か月)
ねらい
- 友だちと一緒に遊ぶ楽しさを感じる。
- ごっこ遊びや見立て遊びを通して、想像力を膨らませる。
- 生活習慣(衣服の着脱・手洗いなど)を自分でしようとする。
- 季節の変化に気づき、自然物に興味を持つ。
- ルールのある遊びに少しずつ参加し、順番を意識できるようになる。
保育者の配慮
- 友だち同士の関わりを温かく見守り、トラブル時は丁寧に仲立ちする。
- ごっこ遊びを楽しめるよう、環境構成や声かけを工夫する。
- 生活習慣の自立を焦らず、できたことを喜び合いながらサポートする。
- 落ち葉や木の実など自然に触れる体験を大切にする。
- 遊びの中で順番を守る経験を積み重ね、わかりやすく伝える。
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