◎低月齢(1歳7か月〜2歳0か月)
ねらい
- 簡単な2語文を使い、自分の思いを伝えようとする。
- 大人や友だちのまねをしながら、遊びや生活の動作を楽しむ。
- 手先を使った操作(ひねる・引っ張る・押す)に興味を持つ。
- 体を動かす遊び(走る・跳ねるなど)を意欲的に楽しむ。
- 食事や排泄などの生活習慣を自分でやろうとする気持ちが芽生える。
保育者の配慮
- 子どもの発する言葉を受け止め、言葉を広げるような応答を心がける。
- まねっこ遊びを一緒に楽しみながら、身近な動作や生活習慣を自然に伝える。
- 手先を使った遊び道具を用意し、操作する楽しさを味わえるようにする。
- 屋外遊びなどで体を十分に動かし、バランス感覚を養えるよう見守る。
- 「自分でやりたい」気持ちを尊重し、失敗しても温かく励ます。
◎高月齢(2歳1か月〜2歳6か月)
ねらい
- 簡単な会話を通して、他者との関わりを楽しむ。
- 想像遊び(ごっこ遊びなど)を楽しみながら、表現する力を育む。
- 手指の巧緻性を使った遊びに集中して取り組む。
- ルールのある遊びに興味を持ち、簡単なルールを理解し始める。
- 生活習慣(手洗い・着替えなど)を自分で進めようとする。
保育者の配慮
- 会話を楽しむ中で、子どもの表現を受け止め、豊かなやり取りを意識する。
- 想像力を広げるような素材や場面を提供し、自由な表現を促す。
- 手先を使う遊び(ひも通し・パズルなど)を用意して、集中できる時間を作る。
- ルールのある遊びも取り入れ、順番やルールをわかりやすく伝える。
- 生活習慣は、できたことをほめ、自信につなげられるようサポートする。
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