2月2歳児 月案

2歳児

◎ねらい

  • 冬の自然や行事に親しみながら、季節を感じて過ごす。
  • 友だちや保育者との関わりを楽しみ、自分の思いを伝えようとする。
  • 基本的な生活習慣を身につけ、自分でやってみようとする気持ちを大切にする。
  • 進級への期待を少しずつ持ちながら、安心して日々を過ごす。

◎生命

  • 手洗いやうがいを通して、健康に過ごす意識を育てる。
  • 自分の体調や気分に気づき、言葉や表情で伝えようとする。

保育者の配慮

  • 冬場の感染症予防に努め、健康的に過ごせるような習慣づけを丁寧に行う。
  • 子どもの体調の変化や表情に敏感に気づき、無理のない活動量を調整する。

◎情緒

  • 保育者や友だちとの関わりの中で安心感を持ち、自分らしさを出して過ごす。
  • 自分の思いや気持ちを表現する経験を重ね、自信を育む。

保育者の配慮

  • 子どものつぶやきや行動に丁寧に寄り添い、気持ちを言葉で代弁する。
  • 活動の中で成功体験を味わえるように工夫し、自信につなげる声かけを行う。

◎5領域

【健康】

  • 寒さに負けず、戸外でも体を動かすことを楽しむ。
  • 衣服の調節や清潔を自分で意識しようとする。

保育者の配慮

  • 寒さに応じた活動時間の調整や衣類の調節を丁寧に援助する。
  • 元気に過ごせるよう、十分に体を動かす時間と休息のバランスを考える。

【人間関係】

  • 友だちの存在を意識し、簡単なやり取りを楽しむ。
  • 自分の思いを言葉や行動で伝えようとする。

保育者の配慮

  • 子ども同士の関わりを見守り、トラブルには共感的に仲立ちする。
  • 気持ちを伝える喜びを丁寧に受け止め、自発的なやりとりを支える。

【環境】

  • 節分や冬の自然(霜、氷など)に触れ、関心を広げる。
  • 室内外の遊具や素材に自分から関わり、目的を持って遊ぶ。

保育者の配慮

  • 季節の自然や行事を体験できるよう環境を整え、楽しみにつなげる。
  • 子どもの遊びをよく観察し、成長に応じた素材の提示や援助を工夫する。

【言葉】

  • 自分の気持ちやしたいことを、ことばで伝えようとする。
  • 絵本やわらべうたを通して、ことばに親しむ。

保育者の配慮

  • 子どもの発語に耳を傾け、気持ちや意図を受け止めて応答する。
  • わかりやすく丁寧な言葉で関わり、言葉のやり取りが楽しいと感じられるようにする。

【表現】

  • 節分の製作など、季節に合った素材や遊びを通して表現を楽しむ。
  • 自分なりのイメージで描いたり作ったりすることを喜ぶ。

保育者の配慮

  • 子どもが表現したい気持ちを持てるよう、自由に触れられる素材を用意する。
  • 出来上がりよりも過程を大切にし、自分なりに取り組む姿を認める。

◎食育

  • 寒い季節の食材(大根、にんじん、白菜など)に親しむ。
  • 「温かい食べ物は体を元気にする」ことを感じる。
  • 体調に合わせて食べやすい量や形を選び、無理なく食事を楽しむ。

◎行事(予定)

  • 節分(豆まき)
  • 身体測定
  • 避難訓練
  • 誕生会

◎職員間の連携

  • 健康面や生活リズムの変化を職員間で共有し、個々の子どもに合った対応をする。
  • 活動や行事に対して、職員同士で準備や役割を分担し、無理なく進行できるよう調整する。
  • 感染症の情報をこまめに共有し、予防や対応に一貫性を持たせる。

◎家庭との連携

  • 感染症予防のため、家庭でも手洗いやうがいを促してもらう。
  • 寒さによる体調変化を家庭と保育園で共有し、無理のない登園につなげる。
  • 節分行事を通して、家庭でも季節の話題を共有してもらう機会をつくる。

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