3月4歳児 月案

4歳児

◎ねらい

・進級への期待を持ちながら、安心して現在のクラスでの生活を締めくくる。
・友だちとの関係を深め、協力しながら生活や遊びを楽しむ。
・これまでの経験をふりかえり、自信や満足感をもって次のステップへ向かう。

◎生命

・自分の体や健康に関心をもち、生活リズムを整える意識を持つ。
・身の回りのことを自分で行い、できることを増やしていく。
保育者の配慮
・一人ひとりの育ちを認め、自分でできたことへの達成感を味わえるようにする。
・生活の流れを安定させ、落ち着いて過ごせるよう丁寧にかかわる。

◎情緒

・自分や友だちとの関係に自信を持ち、安心して進級を迎える気持ちを育む。
・クラスや保育者との別れを受けとめ、自分なりに気持ちの整理をつける。
保育者の配慮
・進級への期待と不安を受け止め、前向きな気持ちが育つように関わる。
・感情が不安定になりがちな時期でも、十分なスキンシップと声かけを意識する。

◎5領域

【健康】
・戸外で十分に体を動かし、のびのびと遊ぶ。
・生活リズムを整え、健康的に一日を過ごす。
保育者の配慮
・気候に合わせた活動の調整を行い、無理のない運動を提供する。
・自分で気をつけようとする姿勢を見守り、励ます。

【人間関係】
・友だちと一緒に活動する中で、思いやりや協力する気持ちを深める。
・新しい環境に向けて、自分なりの期待や不安を言葉にして伝える。
保育者の配慮
・集団の中での関わりに自信が持てるよう、役割をもたせるなどして支える。
・不安な気持ちには十分に耳を傾け、受け止める姿勢を大切にする。

【環境】
・身の回りの整理整頓や掃除を通して、物を大切に扱う気持ちを育てる。
・春の訪れを感じながら、季節の変化に気づく。
保育者の配慮
・一緒に保育室や道具の整理をしながら、「ありがとう」の気持ちを伝える。
・散歩や外遊びを通して、自然の変化に目を向けるきっかけをつくる。

【言葉】
・これまでの思い出を言葉で振り返り、自分の気持ちを表現する。
・自分の考えを相手に伝えたり、相手の話を聞くことの大切さに気づく。
保育者の配慮
・話をじっくり聞いてもらえる体験を重ね、自信を持てるようにする。
・進級を意識した言葉かけや絵本の読み聞かせを取り入れる。

【表現】
・1年間の思い出を製作や絵などで自由に表現する。
・友だちや保育者と一緒に歌や合奏を楽しみ、感謝の気持ちを伝える。
保育者の配慮
・完成度よりも思いのこもった表現を大切にし、一人ひとりを認める。
・友だちとのやりとりの中で表現する喜びを感じられるようにする。

◎食育

・春の訪れを感じる旬の食材(キャベツ、いちご、菜の花など)に親しむ。
・1年間で食べられるようになったものを振り返り、自信につなげる。
・食事のマナーを振り返り、次の学年でも意識できるようにする。

◎家庭との連携

・1年間の成長を一緒に喜び合い、保護者の声を共有する。
・進級に向けた不安や気がかりな点を保護者と話し合いながら、支援を考える。
・子どもが安心して新しい環境に進めるよう、連絡帳や面談などを通して連携を密にする。

◎職員間の連携

・進級に向けた育ちの確認と引き継ぎを丁寧に行う。
・子ども一人ひとりの育ちや課題を共有し、次年度へとつなげる。
・保護者対応についても情報を共有し、丁寧な引き継ぎにつなげる。

◎行事

・卒園式
・ひなまつり
・お別れ会
・身体測定
・避難訓練

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