1月3歳児 月案

3歳児

◎ねらい

  • 新年の行事や雰囲気に親しみ、気持ちを新たにして過ごす。
  • 冬の自然に触れながら、寒さの中でも元気に体を動かす。
  • 自分のことを自分でしようとする意欲を育てる。
  • 久しぶりの友だちや保育者との再会を喜び、安定して園生活を送る。

◎生命

  • 冬の寒さや乾燥の中でも、健康に気をつけて過ごそうとする。
  • 衣服の着脱や保温に関心を持ち、自分で調整しようとする。

保育者の配慮

  • 冬の体調管理や感染予防の習慣をわかりやすく伝え、丁寧に関わる。
  • 外遊びや室内活動後の体温調整を意識し、衣服の調整を援助する。

◎情緒

  • 冬休みを終えて再会した友だちや保育者との関わりを喜び、安心して過ごす。
  • 行事や活動に期待を持ち、自分から関わろうとする。

保育者の配慮

  • 休み明けの不安や生活リズムの乱れに寄り添い、ゆったりと関係を再構築する。
  • 子どものつぶやきや思いを受け止め、安心感のある保育環境を整える。

◎5領域

【健康】

  • 寒さの中でも元気に体を動かし、体を温める心地よさを感じる。
  • 衣服の調整や手洗いなど、自分でできることに取り組む。

保育者の配慮

  • 十分に体を動かせる活動や遊びを取り入れ、室内外での活動に変化をつける。
  • 衣服の脱ぎ着や身の回りのことに取り組む姿を認め、自立心を育む。

【人間関係】

  • お正月あそびや伝承遊びを通して、友だちとの関わりを楽しむ。
  • 年長児や異年齢の友だちとの交流を喜ぶ。

保育者の配慮

  • 伝承遊びを通して自然なかかわりが生まれるような活動を提案する。
  • 久しぶりの集団生活に慣れるまで丁寧に関わり、関係性を再確認できるようにする。

【環境】

  • 冬の自然(霜、氷、空気の冷たさなど)に触れ、季節の変化を感じる。
  • お正月の飾りや遊びなど、日本の伝統文化に親しむ。

保育者の配慮

  • 寒さの中での自然体験や発見ができるよう、戸外環境を工夫する。
  • 行事の意味や文化的背景を、子どもが楽しくわかりやすく感じられるようにする。

【言葉】

  • 年末年始の出来事を思い出しながら、言葉で伝え合う。
  • 絵本や紙芝居、かるたなどの言葉あそびを楽しむ。

保育者の配慮

  • 子どもの経験に共感しながら会話を広げ、語彙を豊かにする。
  • 言葉あそびを通して言葉への興味や関心が持てるような活動を行う。

【表現】

  • 冬の素材や自然を使った製作や表現を楽しむ。
  • お正月の歌や手遊び、リズムあそびを楽しむ。

保育者の配慮

  • 冬らしい題材や素材を取り入れた製作活動を用意し、表現の幅を広げる。
  • 自分の気持ちやイメージをのびのびと表現できるよう見守る。

◎食育

  • お正月の食べ物や食文化に関心を持つ。
  • 寒い日に「温かいものがおいしい」と感じながら、食事を楽しむ。
  • 食事の準備や後片付けを自分でやろうとする気持ちを大切にする。

◎行事(予定)

  • お正月あそび
  • 身体測定
  • 避難訓練
  • 誕生会

◎職員間の連携

  • 休み明けの子どもの様子を職員間で丁寧に共有し、個別の配慮ができるようにする。
  • 健康状態や生活リズムの乱れがないか確認し、対応を相談しながら進める。
  • お正月あそびや伝承あそびの内容を共有し、統一感のある活動にする。
  • 一年の後半に向けて、今後の育ちの見通しを職員間で確認し合う。

◎家庭との連携

  • 年末年始明けの生活リズムを整えるため、家庭と連携してゆったりとしたペースで園生活に戻れるようにする。
  • 新年の話題を通して、家庭でも子どもとの会話を深めてもらえるようなきっかけづくりを大切にする。

コメント

タイトルとURLをコピーしました