0歳児 室外遊び

0歳児 戸外活動 室外遊び

【保育士向け】0歳児の室外遊び|戸外活動10選

0歳児との外あそび、どんなことから始めたらいいか迷っていませんか?
まだ歩けない月齢の子どもたちでも、外の光や風、音、そして自然物にふれることで、豊かな感覚刺激と安心感を得ることができます。
このページでは、保育士が実践しやすい0歳児向けの室外遊び|戸外活動を、発達の特徴と合わせて10個ご紹介します。

0歳児の発達の特徴(前半~後半まで含めて)

0歳児は月齢差や個人差がとても大きい時期です。
寝返り・ずりばい・ハイハイ・つかまり立ち・歩行と、急速に運動機能が発達していきます。
また、感覚も敏感で、五感(視覚・聴覚・触覚など)を通じた刺激がとても大切です。

主な特徴:

  • 自然の音・光・風などに反応して視線や動きが変わる
  • 周囲の大人と安定した関わりを持ちながら探索活動を始める
  • 身体を自由に動かすことで、体幹やバランス感覚が育つ
  • 手や指を使って物をつかんだり口に入れたりして確かめる

【0歳児の戸外あそび10選】

1. 空を見上げてごろごろ

遊び方
レジャーシートに寝転び、空を一緒に見上げる。雲や鳥を見つけて声をかける。

ねらい
・自然の光や動きを感じる
・保育者との言葉のやりとりで安心感を得る


2. 葉っぱや草花の感触をたのしむ

遊び方
安全な自然物に触れさせながら「やわらかいね」「チクチクしてるね」と言葉を添える。

ねらい
・手や指の感覚を育てる
・自然物への興味を引き出す


3. シャボン玉を目で追う

遊び方
シャボン玉を吹き、子どもが目で追ったり、手をのばしたりする様子を楽しむ。

ねらい
・視線の追従や手の動きを引き出す
・浮遊するものへの関心を育てる


4. 風を感じるあそび

遊び方
風車や布を風で揺らし、「風がきたね」と一緒に感じる体験をつくる。

ねらい
・風という自然現象を肌で感じる
・動きのあるものへの関心を促す


5. ひなたぼっこで音を聞く

遊び方
園庭やベビーカーの中で、鳥の声や木の葉の音に耳を澄ませる。保育者が声をかけて気づきを促す。

ねらい
・自然の音に触れることで聴覚を育てる
・穏やかな外気の中で心を落ち着ける


6. 芝生の上をはいはいしてみよう

遊び方
安全な芝生の上で自由に体を動かす。月齢に応じてずりばいやはいはいを見守る。

ねらい
・全身運動を通じて体幹を育てる
・感触の違いを身体で味わう


7. カラフル布のひらひらあそび

遊び方
色とりどりの布を風になびかせたり、ふわっとかけたりして見せる。

ねらい
・視覚の発達を促す
・色や動きに対する興味を引き出す


8. バギーや抱っこで園庭さんぽ

遊び方
園庭や近くの安全な場所をバギーや抱っこでゆっくり散歩。周りの景色や音に注目する。

ねらい
・自然の空気や風景を体験する
・保育者との関係性を深める


9. 小さな虫や花を見つける

遊び方
地面を一緒に見て、アリや花、小石などを指差したり、観察したりする。

ねらい
・小さな自然物に目を向ける力を育てる
・気づきや発見を楽しむ感性を育てる


10. 外でおやつ・ピクニック風体験

遊び方
園庭やウッドデッキにシートを敷き、水分補給やおやつの時間を楽しむ。

ねらい
・環境の変化に安心して過ごす経験を積む
・外気の中で食事をする心地よさを知る

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