2歳児 室外遊び

2歳児戸外活動 室外遊び

2歳児の室外遊び|戸外活動アイデア集

2歳児は、全身を使った活発な動きや、「なんだろう?やってみたい!」という探求心が高まる時期です。
大人のまねをしたり、ことばで気持ちを表現したりしながら、少しずつ友だちとの関わりも始まっていきます。
このページでは、そんな2歳児の発達を支える室外遊び|戸外活動を10個ご紹介します。すべて「ねらい」と「遊び方」つきで、日々の保育にすぐに取り入れられます。

【2歳児の発達の特徴】

2歳児は、自我が芽生え、言葉や動きがより活発になっていく時期です。
「じぶんでやりたい」「なんで?どうして?」という気持ちが強くなり、身の回りのものを試したり、大人のまねをしたりする姿が多く見られます。
友だちへの関心も出始め、並行遊びや関わりのきっかけが増えていくのもこの頃です。

主な特徴

  • 歩く、走る、跳ぶ、登るなど運動機能が大きく伸びる
  • かんたんなルールのある遊びも理解しはじめる
  • 模倣遊びが盛んになり、ごっこ遊びも芽生える
  • ことばでのやりとりが増え、簡単な会話が成立することもある
  • 自分の気持ちを伝えたり、主張したりする場面が増える

【2歳児の戸外あそび10選】

1. かけっこあそび

遊び方
「よーいどん」で短い距離を走る。保育者が追いかけたり、並走したりして遊ぶ。

ねらい
・走る動きを楽しみ、体力をつける
・合図を理解して動く経験を積む


2. 小さな探検ごっこ

遊び方
園庭の木の下や草むら、小道などを「探検しよう」と声をかけて歩きながら、小さな自然物を発見する。

ねらい
・自分から歩いて探索する意欲を育てる
・自然に目を向け、発見する楽しさを知る


3. 落ち葉や枝でおえかき

遊び方
地面に落ちた枝や石を使って土や砂の上に線や模様を描く。

ねらい
・自然物を使った表現あそびを楽しむ
・創造する力を育てる


4. まねっこ体操ごっこ

遊び方
保育者の動きを見ながら「ジャンプ!」「ぐるぐるー」など、体を動かすポーズをまねして遊ぶ。

ねらい
・模倣する力を伸ばす
・全身を使った動きに親しむ


5. 石ころ・葉っぱのコレクターあそび

遊び方
きれいな葉や形のおもしろい石を「見つけよう」と声かけして集め、バケツなどに入れて見せ合う。

ねらい
・自然物への興味を深める
・友だちとの共有や見せ合いを楽しむ


6. 三輪車や押し車でドライブごっこ

遊び方
園庭で乗り物を走らせながら、「いってきまーす」「ガソリンいれます」などの声かけを楽しむ。

ねらい
・身体のバランスをとりながら移動する力を育てる
・ごっこ遊びの芽生えを引き出す


7. 水やり係あそび

遊び方
ジョウロを使って花や野菜に水をあげる。保育者が「ありがとう」と声かけ。

ねらい
・世話をする喜びを感じる
・水の感触や流れを楽しむ


8. 色さがしさんぽ

遊び方
「赤いものあるかな?」「きいろはどこ?」など、色をテーマに園庭で探すあそび。

ねらい
・色に興味を持ち、分類や認識を深める
・観察する力を育てる


9. ボールころがし・キックあそび

遊び方
大きめのボールを転がしたり、足で蹴ってみたりする。

ねらい
・手足の協応動作を促す
・空間認知や距離感の理解を育てる


10. おともだちと並んで座ってみよう

遊び方
園庭のベンチや段差に「いっしょにすわろう」と声かけし、横に並ぶ体験をつくる。

ねらい
・他児との存在を意識する
・関わりの芽生えを育む

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