◎ねらい
- 進級に期待を持ち、一人ひとりが自信をもって生活できるようにする。
- 1年間を振り返りながら、成長を感じる。
- 友だちとの関係を大切にしながら、協力して遊ぶ楽しさを味わう。
- 身のまわりのことを自分でしようとする気持ちを育てる。
◎生命
- 健康に過ごす心地よさを感じながら、生活リズムを整える。
- 進級を見据えて、身のまわりのことを自分で行おうとする。
保育者の配慮
- 子ども自身が自分の体調や生活リズムに目を向けられるように促す。
- 自立に向けて、できたことを認め、励ましながらステップアップを支援する。
◎情緒
- 保育者や友だちと安心して過ごす中で、心の安定を保つ。
- 進級やお別れに伴う期待・不安などの気持ちに気づき、自分なりに受け止める。
保育者の配慮
- 子どもの気持ちの変化に寄り添い、安心できるような声かけや関わりを大切にする。
- 気持ちを表現できるように環境を整え、子どもの想いを受け止める。
◎5領域
【健康】
- 身支度や食事、排泄などを自分でしようとする気持ちを持つ。
- 適度に体を動かし、心地よさを感じる。
保育者の配慮
- 子どものやる気を引き出し、自分でやってみようとする姿を見守る。
- 一人ひとりの生活リズムや体調に応じた活動を提案する。
【人間関係】
- 友だちと一緒に活動する中で、協力したり思いを伝えたりする。
- 相手の気持ちを思いやる姿を育む。
保育者の配慮
- 子ども同士の関わりを丁寧に見守り、必要に応じて援助する。
- 仲間とのつながりを感じられるよう、共同作業や話し合いの場を取り入れる。
【環境】
- 春の自然に触れ、変化に気づいて楽しむ。
- 進級やお別れの時期に合わせた環境の変化に興味を持つ。
保育者の配慮
- 季節の変化や春の自然に出会えるような散歩や活動を取り入れる。
- 環境の移り変わりが分かるような掲示や空間づくりを行う。
【言葉】
- 一年の出来事や思い出を振り返りながら、自分の思いを言葉で伝える。
- 進級に向けての期待や不安をことばで表現する。
保育者の配慮
- 話しやすい雰囲気を大切にし、子どもが自分の思いを安心して話せるよう関わる。
- 思い出や成長を振り返るような絵本や会話を取り入れる。
【表現】
- 一年間の思い出をさまざまな方法で表現する。
- 春の自然を感じながら、絵画や製作活動に取り組む。
保育者の配慮
- 一人ひとりの思い出を表現できるような製作活動を用意する。
- 絵や工作など、子どもの自由な表現を受け止め、達成感を感じられるようにする。
◎食育
- 一年間で食べられるようになったもの、好きになったものを振り返る。
- 春の旬の食材に触れ、季節の味に興味を持つ。
- 食べることの楽しさを感じながら、マナーや感謝の気持ちを育てる。
◎行事(予定)
- ひなまつり会
- お別れ会
- 身体測定
- 避難訓練
- 誕生会
◎職員間の連携
- 進級に向けての子どもの育ちや課題を共有し、スムーズな引き継ぎを図る。
- 感情の揺れが見られる子には、その背景や様子を共通理解し、安心できる支援を行う。
- 保護者とも一年間の成長を共有し、進級への不安や期待に寄り添う姿勢を大切にする。
◎家庭との連携
- 1年間の成長を保護者と共有し、子どもが自信を持って進級できるように声をかけ合える関係をつくる。
- 新年度への期待が持てるよう、家庭でも子どもと一緒に話をしながら心の準備ができるよう促す。
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