◎低月齢(1歳3か月〜1歳8か月)
ねらい
- より多くの言葉を使い、簡単な要求や感情を伝えることができる。
- 立ち上がりや歩行がしっかりとでき、安定して歩き回る。
- 遊びの中で物を使う方法が増え、意図的に物を操作することに興味を示す。
- 自分で食べることを楽しみ、スプーンやフォークを使うことができるようになる。
- お友達とのやりとりが増え、少しずつ社会性が育まれる。
保育者の配慮
- 言葉を使って自己表現ができるよう、積極的にコミュニケーションを取る。
- 歩行が安定した子どもには、自由に歩き回ることができる安全な環境を提供する。
- 物の使い方を教え、遊びながら操作できるおもちゃや道具を提供する。
- 食事の時間にスプーンやフォークを使う練習を促し、自己管理能力を育む。
- 他の子どもとの関わりを促し、社会性を育むサポートを行う。
◎高月齢(1歳9か月〜2歳2か月)
ねらい
- 言葉の発達が進み、自己表現が豊かになり、簡単な会話ができる。
- より複雑な遊び(積み木や絵本のページをめくるなど)に興味を示し、集中して取り組む。
- 集団の中での役割を理解し、友達との関わりを大切にする。
- 生活習慣の一部として、着替えやお片付けが少しずつ自分でできるようになる。
- 周囲の大人や子どもと積極的にコミュニケーションを取り、社会的なスキルを育む。
保育者の配慮
- 会話ができるようになったら、簡単な質問や返事を通じて対話を楽しむ。
- 役割遊びを通じて、社会性や協力を学べるように集団遊びを提供する。
- 生活習慣を促進するために、着替えやお片付けを自分でできるようにサポートする。
- 日常の中で積極的にコミュニケーションを取る場を作り、社会的なスキルを育む。
- 子ども同士の関わりを大切にし、仲間との交流を促す。
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